外食というと、どういうわけかメキシカンに落ち着いてしまう確率が高いです。
日本食は家で十分に作っているし、イタリアンもそこそこ作る…そもそも家で作る日本食には、洋風なものも多く含まれるので、あえて外食となると、普段食べないものが良くて、できれば罪悪感のあまりないもの…となると、メキシカンになることが多い我が家です。
今回は、サンフランシスコとサンノゼのちょうど真ん中あたりに位置するレッドウッドシティにあるMilagrosへ!
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Milagros(メキシカンレストラン)
Redwood City(レッドウッドシティ)の中心部にある、けっこう大きめなメキシカンレストラン。
アウトドアダイニングも数席とかではなく、かなりの数のテーブルがあり、インドアのテーブル数も多く、広々とした陽気な感じのレストランです。
こちらのレストランは、渡米当初はちょこちょこ来ていたのですが、それからしばらく行っておらず、久々にまた通い始めたら「以前より美味しくなってるし、サービスも良くなってる!」ということで、オススメします!
ベジタリアン&魚介大好きな人が大満足なタコスメニュー
メキシコには行ったことがないので、近所で知り合った料理の話をよくするメキシコ出身の方の話を聞く限りの内容ですが、メキシコは大きいので、食材には、けっこう地域色がでるそうです。その方は海沿い出身なので、メキシコに帰れば、魚介ばっかり食べるそうですが、アメリカの魚介はそこまで美味しくないのであまり食べないと言っていました。
SFベイエリアは、海には近いものの、言うほど魚介類メニューが豊富なレストランは多くなく(専門店除く)、ほとんどのレストランで申し訳なさげな品数があるだけのことも多いです。
そんな中、Milagrosは、定番の揚げたフィッシュタコだけでなく、選択肢が多いところが良くて、行くたびに何を食べるか悩みます。
タコスは手のひらサイズですが、ただボリュームがすごいので、2つでちょうど良い感じです。3つだと、ライス&ビーンズはいらないかな、という感じ。
ここの特徴は、バハフィッシュタコのお魚が定番のタラではなく、マヒマヒです。
タラは身が崩しやすくてホロホロっとしていて柔らかいですが、マヒマヒはもうちょっと弾力があってタラよりはちょっとパサパサ感があります。
タコス自体は小ぶりなのですが、上に乗っているマヒマヒがかなり大きく、手で持つことはできても、そのまま食べると大惨事になること間違いないので、私は諦めてフォークとナイフで食べています。
ワカモレ&サルサ
ワカモレとチップスは、あればあるだけ食べてしまう中毒性の高い危険な食べ物なので、私はスロースタートを心がけています。
Salsa Trio(サルサトリオ)だけを注文すると、$3.95ですが、ワカモレに追加すると$2.00にディスカウントされます。
サルサは、左からパイナップルサルサ、サルサロハ、トマティヨサルサ。この日のパイナップルサルサは甘めでしたが、別の日はちょっと辛めで、甘めの時も辛めの時もどちらも美味しいです。
Milagrosのワカモレは、とにかく量が多いです!その分、料金も他店よりやや高めですが。それから、Milagrosでは、ワカモレの辛さが調整できて、オーダー時にマイルドかスパイシーかと聞かれます。
うちはいつもマイルドです、サルサが辛めなので交互に楽しみたいから。
私も旦那さんもワカモレが大好きなので、だいたい取り合いになりますが、ここではその心配は不要。それくらい量が多いです。
トルティーヤチップスはカンカンのバケツに入っていて、これもかなりの量です。さすがの私たちもおかわりしなくても十分すぎる量です。
サイドディッシュにライス&ビーンズ
このハーフ&ハーフは、レッドライス、シラントロー・ライム・ブラウンライス、ブラックビーンズ、リフライドビーンズの中から2つ選びます。
私はレッドライスの方が好きなので、レッドライス、それにブラックビーンズを選びます。オーダー時に確認してみたら、リフライドビーンズはベジタリアン仕様ではないと言われたので、ビーンズの選択肢は、必然的にブラックビーンズ。どのみちブラックビーンズの方が好きなので、いいのですが。
ライスはどちらもベジ仕様!
たまに無性に飲みたくなるオルチャタ。特に暑い日。
ちょいピリ辛なものを食べた後に飲むと、辛さがおさまるミラクルな飲み物です。
私は食事に甘い飲み物は苦手なので、基本アメリカでは普通のお水かスパークリングウォーターをオーダーすることが多いですが、オルチャタは嫌いじゃない、むしろ好きです。
甘いのに、ジュースとは違ってリフレッシングな飲み物。ホント不思議です。ジュースだと飲んだ後にお水を飲みたくなるけど、オルチャタはそうならない。
牛乳ベースではなく、基本はライスミルク、お店によってはナッツミルクを使っていたりするので、乳製品がダメな方にもオススメ。シナモンが苦手でなければ、好きになる確率大です。
この日は、タコスを中心にオーダーしたので、ビックリするほど高くはないですが、その代わり、ワカモレの料金の高さが目立ちます。
Baja Fish Taco (2) | $11.90 |
Crispy Avocado Taco | $4.95 |
Chili Spiced Salmon Taco | $7.95 |
Traditional Guacamole (Mild) | $14.95 |
Add Salsa Trio | $2.00 |
Half & Half – Rice and Beans Half Red Rice and Half Black Beans | $3.95 |
Horchata | $5.00 |
Employer Mandates (3.00%) | $1.52 |
Subtotal | $52.22 |
Sales Tax | $5.16 |
Tip | $10.14 |
Total | $67.52 |
ちょっと前だったら、カジュアルなディナーくらいの支払い合計ですが、ランチでもこれが普通になってきてるのがコワイです。
お店の特徴
Milagrosの特徴は、なんといってもその雰囲気にありますが、詳細をどうぞ!
雰囲気 | TV設置あり。 バーカウンターもあって昼夜問わず使えるレストラン。 |
店内の様子 | 照明の都合でやや暗めなテーブルもありますが、「暗過ぎてメニューが読めない…」とはなりません。 アウトドアダイニングも大人気で、私たちが行く時間帯(ランチ)は、いっつも混雑しています。 むしろアウトドアダイニングで食べる方が多い感じ。 |
営業時間 | 基本的には11:30〜21:00 or 22:00、曜日により多少変動します。 週末はブランチもあり、10:00オープンです。 |
ロケーション | ダウンタウン中心部にあり、車でもカルトレインでも便利です。 |
価格と予算 | アルコールが豊富なので、飲み物をたくさん注文するとそれなりの料金になります。 お料理の料金は、幅がありますが、高くても一皿$30ほどです。 【予算】1人あたり$25〜$40くらい(チップ、アルコール等飲料は除く) |
オススメポイント | サービスも良くて、良い感じに賑やかで明るい雰囲気のレストラン。 お肉系、お魚系、ベジと選択肢も豊富なので、グループにもオススメです。 |
ベジメモ | Red Rice、Cilantro Lime Brown Rice、Black Beansはベジタリアン(動物性油脂&出汁は不使用)。 Refried Beansはベジ仕様ではありません。 気になることがあれば、サーバーに質問すると確認してくれます。 |
まとめ | 1人で行くよりは、複数で行く方が雰囲気を楽しめます。 ワカモレやサルサについてくるチップスはかなりの量なので、シェアがオススメです。 |
Milagrosは大きめのレストランなので、混雑している時はかなり賑やかになりますが、耳障りな賑やかではなく、本当に「良いところに食べにきたな」という気分になれるワイワイしたレストランです。
スタッフ全員が本当にフレンドリーで心地よいレストランです。来店客の年齢層も子供から大人、おじいちゃんおばあちゃんまでと幅広いので、みんな居心地がいいんだろうな、と思います。
お手洗いもキレイです。
場所・アクセス
サンフランシスコからは南下した位置、レッドウッドシティにあり天気が最高です。夏はちょっと暑いくらいですが、だいたい過ごしやすい気温で晴れのことが多くて、気分的に上がります。
車の場合は、ストリートパーキングや屋外の駐車場を利用するか、ダウンタウン中心地にあるガレージ(Jefferson Avenue Garage)を利用するのもオススメです。
Jefferson Avenue Garageは最初の1.5時間が無料で、映画を見に行く場合は4時間まで無料になります(映画館で承認してもらう必要あり)。ダウンタウン中心地にある地下のパブリックパーキングで、広くて利用者も多く、キレイで電灯もちゃんとついてて(←重要)全体的に明るくて、「大丈夫かな?」と不安になることはありません、でも用心は必要です。