歯列矯正で心配なのは、矯正中に虫歯になったり、矯正以外の治療が必要になったりしないだろうか、ということだと思います。
私は前回のブレース(ワイヤー矯正)で、残念ながら歯茎に影響があったため、今回インビザラインをする時、歯磨き関連にものすごく手間をかけました。
ここでは実際に使ったものと、矯正中に特にオススメしたいグッズをご紹介します!
これが歯磨きグッズの全てです。
下の画像が、今も使用中の歯磨きグッズです。
歯ブラシは、色々アメリカで買えるものを試しましたが、日本の歯ブラシの方が私の歯の形状にあっていて磨きやすいので、定期的に輸入しています。
それでは、番号順にそれぞれオススメポイントをご紹介していきます。
1. BioGaia probiotics ー Oral healthサプリメント
2度目の歯列矯正を始める時の1番の心配事が歯茎への影響でした。
ブレース治療終了後に何箇所か歯茎が下がったところがあったので、とにかく歯茎をしっかり守らねば!と考えていました。
たまたまネットで見つけたこのサプリメントですが、効果がスゴイです。
インビザライン治療前は、磨きが足りなかったのか、たまに歯茎が腫れて、1年に1〜2回くらい歯茎から出血することがあったのですが、このサプリメントを使い始めてから歯茎から出血することなんて皆無!
歯ブラシの先が歯茎に突き刺さって出血したことと、定期検診でもらった細いフロスが奥に入りすぎて出血というアクシデントはありましたが、歯茎の腫れからおこる出血はインビザライン開始後、1度もありません。
それから、普段通っている歯科医の先生にも、歯茎がめちゃくちゃ健康だと褒められるようにもなりました。これは、矯正治療開始後に歯磨きを丁寧にするようになったというのもあると思います。
歯茎からの出血にお悩みの方には、オススメです。
日本のウェブサイトはこちら→バイオガイア・プロデンティス
アメリカのウェブサイトはこちら→BioGaia Prodentis
アメリカで買っていたものも、前は日本と同じガムの包みみたいなのでしたが、いつの頃か、プラスチックのボトルに変更になりました。個人的にはボトルの方が好きです。アメリカで買うとスウェーデン製ですが、日本のものはサイトによるとスペイン製となっています。ちょこちょこっと違うところがあるみたいです。
2. Dr. Bronner’s ー マジックソープ
私はアライナーの洗浄にマジックソープを使っています。
日本でもおなじみのマジックソープです。(アメリカはこちら→Dr. Bronner’s)
専用の洗浄液もありますが、どの洗浄液を買おうかなとネット検索していたところ、どこかの歯科医の方が「普通の石鹸でよろしい」とブログに書いていたのを見て、それにならって石鹸で洗っています。
つけ置きですすぐだけとかいう手抜きではなく、取り外した後は、必ずアライナーを洗うための歯ブラシにマジックソープをたらして、アライナーも歯を磨くように内側・外側すみずみまで磨いています。
そのため、アライナーを洗うだけで最低5分はかかってしまうのが難点ですが、アライナーはいつもキレイ・無臭でした。
着色はなかったですが、プラ製品のためどうしても細かな傷がつくのか、アライナーを交換せずに同じものを1ヶ月くらい着用していると、新品の時と同じ透明感というのは若干なくなります。個人的には、同じアライナーを使い続けた場合は1ヶ月ちょっと過ぎくらいから、この劣化を感じました。
ただ、治療中に1ヶ月も同じアライナーを使うことは、そうそうないと思いますし、基本的には1〜2週間ごとに新しいアライナーに変わっていくので、洗浄は歯ブラシ&マジックソープで十分でした。
アライン社で販売しているInvisalign Cleaning Crystalsという専用クリーナーの説明でも、洗浄液は「ウィークリーで使用」と書いてあるので、毎週アライナーを交換するなら、そもそも治療中は不要ってことなんじゃ?と疑問にも思いました。
3. WELEDA ー 歯磨き粉(ミント)
2種類歯磨き粉を使っています。
このWELEDAの歯磨きジェル(ミント)は朝用です。(アメリカはこちら→WELEDA Plant Gel Toothpaste)
朝起きて、アライナーを外してすぐ歯磨きする時に使っています。朝食後の歯磨きもこのジェルです。
朝の歯磨きは朝食前に1回、朝食後に1回の合計2回ですが、朝食前に泡立ちが激しい歯磨き粉を使いたくなくて、こちらのジェルで落ち着いています。
歯磨きの後に、あんまり口の中に歯磨き粉感が残らないので、特に食事前用として気に入って使っています。
それから、ジェルなので歯が隠れることなく、ちゃんと磨ける感じもいいと思います。ミント風味も、さりげない感じに入っていて、オススメです。
4. Tom’s ー 歯磨き粉(ミント)
このTom’sは、昼食後・夕食後用の歯磨き粉です。
詳しく知りたい方はこちらへ→Tom’s(ミント以外にも種類が豊富にありますので、ブラウズするのもオススメです。)
朝起きてすぐの歯磨きは、泡立ちがないものが好きなのですが、それ以降は普通に泡立ちがある歯磨き粉でガッツリ磨いています。
ジェルよりも磨いた気分になりますが、これが曲者だと衛生士の方が言っていたので、途中で一度ゆすいで後半は泡少なめで歯磨きしています。
ジェルよりスッキリ感が強いので、口の中がけっこうリフレッシュされます。
5. エビス ー 歯ブラシ(メディフィット)
アメリカで買える歯ブラシも色々試してきましたが、どうも私の歯の形にしっくりこなくて、なんかいつも磨き残しがある気分だったので、いつの頃からか帰国時にヘッドが小型の歯ブラシをまとめ買いするようになりました。
矯正前は特にこだわりはなかったのですが、何度も言うようにとにかく歯茎が心配だったので、矯正中は悩みを解決してくれそうな、「エビス・メディフィット歯ブラシ」を使っていました。
今までの歯ブラシよりも歯の表面の汚れも落ちていた気もするし、歯茎にも優しかったです。
ただ、ものすごく毛先が繊細なので、すぐに開かないように、歯を磨くときの力加減が重要でした。
治療を終えた今は、他のシリーズを試したくなって、同じエビスの「プログリップ歯ブラシ」「プレミアムケア歯ブラシ6列」を使っています。
どちらも歯の表面がツルツルになって、歯ブラシ1つでこんなに違う!?を実感できます。
私は「プログリップ歯ブラシ」の方がやや好みです。こちらの方が、汚れをガッツリ取ってる感じがします。
「プレミアムケア」も同じくらい良いですが、私の歯にはちょっと大きいかなという感じ。
これまで試したエビスの商品はどれもいいので、歯磨きにこだわりたい方にはオススメです。
6. エビス ー タフトブラシ(歯科向 プロフィッツ)
アメリカには、歯磨きとか歯の健康にとても気を遣ってる人が多いです。
でも、どういうわけかタフトブラシの種類が多くありません。
もしかすると、歯列矯正がほぼ必須の国なので、歯並びがいいのが前提で、重なっている箇所を磨くとか、ガタガタしてるとこを磨くとかそういう考えは元々なくて、「歯並び良し」が前提で歯ブラシが開発されているからかも、と想像しています。
日本は、これまで歯並びは個性としてそのままにされる方が多かったので、歯の並びも十人十色、そんな訳でタフトブラシも種類が豊富なのではないでしょうか。
旦那さんはアメリカでタフトブラシを買って使っていますが、たまに私のストックから抜き取っていくので、おそらくエビスのタフトブラシの方が使いやすいと心の底で思っているはずです。
タフトブラシについては、歯科向けの「プロフィッツ」、そして同じくエビスの「ポイントブラシ」の2種類しか使ったことがありませんが、どちらも良品です。オススメ!
7. DrTung’s ー Smart Floss
このDrTung’sのフロスは、よく見かけるフロスと違って幅広で伸びます!
そして、ソフトな仕上がりなので、フロスを巻いている指が痛くなったり、うっかり歯茎を痛めてしまったり、そんなことはありません。
ソフトで滑りもいいので、力をいれなくてもスムーズに歯間磨きができます。
歯間の隙間が狭くて、力を入れてフロスを歯間に入れた瞬間に勢いよく歯茎へ到達して、歯茎を傷つけてしまうこともないです。
最近、プラスチックのケースから紙パッケージに変更になりました。気のせいかもしれませんが、カルダモンの香りが前よりしっかり残っていて、いい感じです。
紙パッケージは、前の丸型ケースに比べるとやや大きいので、収納していた場所に収まらなくなってしまいましたが、使い勝手は今のところいいです。
旧型パッケージの時は、何回かに1度、フロスが中でちゃんと設置できていなかったのか、ケースを開けて、からまったフロスを直したりしたこともあったので、紙パッケージでは、そういうことが起こらないといいなと思っています。
パッケージもオシャレになり、使い勝手もいいし、こちらもオススメです。
8. Eco-Dent ー Premium Oral Care Mouthwash
Eco-Dent Premium Oral Care Mouthwashは、近所のスーパーにも取り扱いがあって、もちろんチェーン系のWhole Foodsでも購入できます。もしかしたら、ナチュラル素材に力をあまり入れてないお店やエリアだと、取り扱ってないかもしれません。
マウスウォッシュは、他の商品を使ったことが少ないので比較が難しいですが、使い始めの時は、けっこう刺激が強めかな?と思いましたが、慣れてしまうとそんなこともありません。
アルコールフリーで、自然素材のもので口をゆすぎたい方にはオススメです。
容器が小さく、けっこうな早さでなくなってしまうのが難点です。
日本にいたら、試したかった歯磨き関連グッズ
2つ、日本にいたら試していただろうなという商品があります。
全体的に洗浄液や歯磨き粉も、日本の方が選択肢がやや多いような気もします。
アメリカは、ぱっと見、選択肢も種類も多そうに見えるのですが、似たり寄ったりということが多いです。たくさん種類はあるのですが、よく見ると、中身にはそんなに差がないというか…。
骨格のバラエティがとても豊富なので、商品のサイズも幅広くあってよさそうですが、意外とそうでもないところが不思議です。
とりあえず、私の背格好がアメリカの標準には当てはまらないということがよく分かってきました。例)手のサイズ、靴のサイズ、椅子の高さ、などなど。
日本にいたら試したかった商品2つのうち1つは、このサイズが関係している商品です。
パナソニック 音波振動ハブラシ ドルツ
インビザラインを開始した時、とにかく歯茎には気をつけようと思っていたので、これまでの手磨きをやめて電動歯ブラシにした方がいいかな?と思っていた時に、ネットで見かけたこの商品。
ソニッケアーでいいじゃないかっていう話なのですが、ヘッド部分がパナソニックの方が自分の歯の大きさや口腔内に合いそうだなと思ったのです。
旦那さんがアメリカで他ブランドの電動歯ブラシを使っていますが、充電にかかる時間がびっくりするくらい長いです。普通なのでしょうか?
それを見ていると、イマイチ購入しようという気が起こらず、結局、手磨きのまま過ぎました。
定期検診で診てもらう先生には、インビザライン開始後、「ほんと全然、歯石もない!スゴイ!」と毎度お褒めの言葉をかけてもらうので、時間はかかるけど、手磨きでも大丈夫と分かって、電動歯ブラシへの移行はうやむやになったままになりました。
たまに、ふと気になる時もあるので、次回の一時帰国時には店頭でどんなものか見てみたいです。
超音波洗浄機
ブレース治療後のリテーナーを使っていた時、とにかく洗うことが面倒でした。
インビザラインを始めた時も、自分の性格から洗うのが雑になりそうな予感がしていて、手軽に機械に任せられるんだったら、そうしたいな〜と思っていました。
あと、歯ブラシでプラスチックを磨くので、目に見えない細かい傷はおそらくたくさんついていると思います。
なので、超音波の洗浄機を使ったら、傷もあまりつかなくて透明を長く保てるだろうなぁと思いました。
結局、歯ブラシとマジックソープだけでこれまでやってきていますが、将来的には1台欲しいという感じもします。
色々グッズを試してみよう!
歯列矯正を開始すると、これまで以上に自分の歯をじっくりながめたり、手間をかけるようになります。
せっかくの機会なので、今まで気にはなっていたけど使わなかった商品や、ふと見かけて気になった商品、過去にオススメされたけどスルーしてきた商品など、色々試してみるのも矯正中の楽しみかなと思います。
今のところ自分の歯にトラブルがないので、新商品を試していませんが、また何か気になるものがあったら試してみたいです。