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日本よりもチーズが安く買えるので、ついつい買ってしまうブロックタイプのチーズ。
といっても、元々そんなにチーズが好きというワケでもなく、買うチーズの種類もメジャーなものばかり(モッツァレラ、チェダー、ゴーダくらい)で、いまだにチーズ専用のナイフを持っていません。
パルメザンに限っては、どうしても削って使うことが多いので、これまではケース入りの削ってあるものを購入していました。
でも、だいたい開封した後、使用期限前にケースの中で青カビか赤カビが発生していて、泣く泣く捨てることも少なくなく…。

ブロックで買えばカビもすぐに生えず、捨てないですむのでは?
と、思って購入したマイクロプレインのチーズグレーター。思いの外、使い勝手が良かったです。
Microplane(マイクロプレイン)チーズグレーターとは
“The World’s Sharpest Grating Blades(世界一シャープな刃)”とマイクロプレイン(英語)のサイト上で宣伝しているように、とにかくスムーズに削れます。
マイクロプレインは、元々、1960年代にミシガン州でスタートしたプリンター部品を作る会社でした。その後、プリンターがレーザー主流になるにつれ、他の商品を作らなくては…となり、キレがよく細かな刃をつくることができる特別なフォトエッチングという製法を開発し、それを使った木工具に軸をうつしました。
そして、1994年にオレンジケーキを作っていた、あるカナダ人女性が調理器具のグレーターの代わりに、自宅にあった木工用のマイクロプレインを使ってみたところ、感激するくらいにキレイに削れたことが始まりとなり、のちにキッチン部門ができ、1998年に初めてのグレーター&ゼスターが発売されました。
そのあとは、いろいろなシリーズが発売され、今では持ち手がウォルナットでできた高級モデルもあります。
←これは、私も持っているプレミアムシリーズのグレーターです。

参照:Independent, “How the microplane moved from the workshed to the worktop“
Microplane, “About Us“
本当にフワフワのチーズが削れます!
正直なところ、手が極端に小さい私は(ゴム手袋ならXSでもOK)、欧米のキッチングッズは持ち手が大きすぎて、やや使い勝手が悪いのですが、そのネガティブなところも消し去ってしまうくらいに感動するフワフワなチーズが削れます。
こんな感じ↓

これまで買い続けていた粉チーズ状に削られたパルメザンとは全く違う風味です。料理のテクニックは変化していないのに、これをパスタの上に乗せたら、なんか上手くなったような気がしました。
刃はアメリカ製・組み立てはメキシコ
アメリカ国内でアメリカ製を探すのは、なかなか難しいです。
基本的には、そこらへんで見つかるステンレスのキッチン用品は、ほぼ中国製です。
中国がダメという訳はないんでしょうが、比較的お安めの商品だと、ステンレスのはずなのに、けっこう早めに錆びるという印象があって、買わないですむなら中国製のステンレスは買わないと決めています。

しかも、Williams SonomaやSur La tableなんかで買おうとすると、中国製でなんとなく使いにくそうな感じなのに、やたら高いところも中国製ステンレスを避けてしまう理由の1つ。
ところが!
このマイクロプレインは、組み立てこそメキシコですが、重要な刃の部分はアメリカ製!

これは、ものすごいセールスポイントです。
アメリカに引っ越してくるまで知ることもなかったですが、本当にアメリカ製を見つけるのは難しい。ステンレスは中国、テーブルナプキンやエプロン・タオル、シーツなどの布製品はインドが多く、洋服にいたっては縫製の難易度で使う国を分けているのか、南米から東南アジア、中国と本当にグローバル。
このおろし刃、一般的にはスタンピング(プレス加工)で作ることが多いそうですが、マイクロプレインはフォトエッチング加工をしているので、プレス加工よりもシャープで長持ちする刃とのこと。
実際、購入してから何十回と使っていますが、最初の時と切れ味は全く変わりません。けっこう感動しています。
持ち手の色の種類が豊富!
キッチングッズを選ぶ時、使いやすさ・ちゃんと機能するかなどが重要で、色は優先順位が低くなりがちですが、選べるのであれば、できれば選びたい。
マイクロプレインのプレミアムシリーズは、持ち手の色が豊富!

私はアメリカで店頭で売っているものを買ったので、上の画像の色かレンガみたいな色かセージグリーンなどの多くても5色程度しか陳列されていませんでしたが、ネットで買えば選び放題。
しかも、日本には日本限定色があります!!
例えば、画像のようなレトロな感じのニュアンスカラー。
日本人が好きなニュアンスカラー・くすみカラー。
私が持っているのは、Cashmere Beigeといって、パッと見た感じは日本限定色の生成色に近いですが、生成りのような暖かみがありません。
アメリカでは、アジア人と瞳の色が違うからなのか、見える色や良い色と感じる色にちょっとギャップがあって、どうしても原色に近い感じの色が多く用意されているのに対して、日本ではちょっと抑えた色味が用意されていて、羨ましい!
洗うのも簡単!
以前に使っていた(というより、ただ持っていたに近い)4面チーズグレーターは、洗うのが面倒で出番が少なかったです。
こちらのマイクロプレインのプレミアムシリーズのゼスター(チーズ)グレーターは、刃の流れにそってスポンジを添わすだけでササっと洗えて便利です。
と、ほぼ完璧なチーズグレーターなのですが、1点だけ残念なところがあります。
唯一の欠点:隙間が憎い
チーズを削るという仕事自体は、全然問題なく、むしろ感激する出来なのですが、1つだけ残念なところがあります。

使いはじめは気がつかなかったのですが、何回か使った後に洗った後の水切れが悪かったのか、けっこうな量の水が垂れてきてビックリしました。
発覚した後は、一晩は必ず持ち手を上にして水が全部落ちるように乾かしていますが、それでも、中に入り込んだ水は残っていることもあります。
出しっぱなしで保管する場合は気にならないと思いますが、入れ物に立てたり、引き出しで保管する場合は、乾いた後に刃を下に向けて、上下にけっこう激しく振ってみることをオススメします(手洗いの場合)。意外と残った水が出てきます。
こんな人にオススメ!
- パルメザンチーズをブロック買いする。
- オレンジやレモン、ゆずなどシトラスの皮を料理やお菓子作りでよく使う。
- 洗いやすいチーズグレーターが欲しい。
- 持ち手の色を選びたい。
隙間に水がたまるというちょっと残念なところもありますが、切れ味・使い勝手ともに素晴らしいです。
フワフワのパルメザンチーズをぜひ試してみてくださいね!
\\ 楽天ROOMに色々お気に入りを載せています! //

ご興味のある方は、ご覧ください!