サンマテオのレストラン:TAISHOKEN【ラーメン】

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引っ越してきた当初は、ラーメン店はあったものの、ベジタリアンラーメンを提供しているお店は少なかったので、お肉を食べない食生活の私たちは家で作ることが多かったです。

ところが、2016年前後くらいから勢いよく増えたラーメン店はベジタリアンラーメンを扱うお店がほとんどで、私たちのような食生活の人たちにはありがたい!

TAISHOKEN(ラーメン)

San Mateo(サンマテオ)のダウンタウンにある、元々日本料理屋さんだった場所がラーメン屋さんになったTAISHOKEN

たまに前を通ると、外で並んで待っている人がいたので、混んでいて人気なんだな…とは思っていたものの、満足に食べる食事が1日1回なので、そこをラーメン単品にする勇気がなく行く機会を作っていませんでした。

ただ、せっかくお店があるのに行かないのは残念…ということで、ようやく食べに行ってきたところ、あまりの美味しさに感動しました!

まずは前菜:Sand Storm Calamari

たこ焼きと悩んだ末に選んだのは、イカゲソの唐揚げです。

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Sand Storm Calamari $14.00

めちゃくちゃ美味しかった。

1つが大きめで、ちょっと食べるのは大変でしたが、サクサクの衣に歯応えが程よいイカゲソ。たまーに噛んでも噛んでも噛みきれないというカラマリに出会うこともあるので、このちょうどいい感じに噛み切れるのはGOODです。

量もちょうどよく、さらにトッピングのスパイシーパン粉とクリスピーガーリックソイソース、麹ランチドレッシングで味変ができるのも良かったです。

パン粉とガーリックソースはラーメンに入れても美味しかったです。

ベジタリアンラーメンその1: Yuzu Shio Ramen

TAISHOKENでは、ベジタリアンラーメンが2種類あります。

そういう時は、うちは2種類注文するというのが定番です。

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Yuzu Shio Ramen $17.00 + Ajitama $3.00

塩味がちょっとある和風なクリアスープ。上に乗っかっているお揚げさんは、きつねうどんに入ってるようなお稲荷さん風に煮詰めたものではなく純粋なお揚げさんでした。

ベジラーメンの定番トッピングといってもいい豆腐系ですが、お揚げさんやお豆腐は、味付けし煮詰められたものが乗っているところが多いので、珍しいです。煮詰められたお揚げさんもそれはそれで美味しいのですが、一口食べると、口の中がお稲荷さん風になってしまうので、このさっぱりしたスープには普通のお揚げさんが合ってるなと思いました。

最近、味玉の作り方をいろいろ見ていたら、中にはチャーシューのお出汁につけることもあるということを学んだので、サーバーの方に聞いてみたところ醤油につかってるだけと言われたので、トッピングしてみました。

こちらの卵は、地鶏の卵。

黄身は、日本の卵みたいにオレンジっぽい色で、濃厚で美味しかったです。視覚的なところも少しあると思いますが、私はやや濃い目の黄色〜オレンジは美味しく見えると思います。

現地の人はどうなんだろう?最初は色の濃さにビックリするかもしれませんが、美味しいときっと思うハズ。

ベジタリアンラーメンその2: Impossible Dandan Men

もう1つは、代替肉を使ったImpossible Dandan Menです。

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Impossible Dandan Men $21.00

こちらは、スープがない台湾風ラーメンみたいな感じ。

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濁点のないタンタン麺の方が、聞こえはカワイイことに気がつきました。

ちょっとピリ辛でお箸が進みます。

タイ料理のパッタイもピーナツが乗っていますが、このダンダン麺にもナッツが乗っていて食感がいい。柔らかさを追求したようなクッタクタに煮た野菜のパスタもいいのですが、柔らかさの中にクランチーな食感があるアジア系の麺も良い。

アメリカに来てから、ちょっと物足りないな…という時に、料理の仕上げでナッツ類をちょこっと追加することが増えました。チャーハンに入れても、炒め物に入れても美味しい。ナッツがいい仕事をします。

このラーメンも、生の玉ねぎ、インポッシブルミート、紫キャベツの酢漬け、揚げ麺、シラントローと青梗菜だけの具材よりも、ナッツの香ばしさ&ものすごい微量の甘みが加わることで、止まらない美味しさです。

そして、お腹がいっぱいになり店内で完食はできなかったのですが、スープがないので、家に持ち帰って夜に食べても、全く問題なく食べることができ、良かったです!

私はオニオンスライスや生の玉ねぎが好きなので問題ないのですが、アメリカ人は生の玉ねぎをやたら嫌う人が多いので、玉ねぎ抜きオーダーが多そうな気がします。

支払い金額合計

ラーメンとイカゲソしか食べてないんだけどな?という合計額ですが、ベイエリア価格の中では正常です。

Sand Storm Calamari$14.00
Yuzu Shio Ramen$17.00
Ajitama (Extra Topping)$3.00
Impossible Dandan Men$21.00
Subtotal$55.00
Sales Tax$5.29
Tip$11.00
Total$71.29
2025年2月

卵1個に3ドル!?と思ってしまいそうですが、1ドルでは安すぎるし、2ドルはなんとなく中途半端な感じもするし、3ドルというのはキリがいい感じがします。

味玉の適正価格はどれくらいがいいのか悩ましいところですが、卵自体も高いし、手間もかかっているし3〜5ドルの間なら適正かなという気がします。

飲み物がお水か温かいお茶か選べたので、追加のドリンクはせずに温かいお茶をいただきました。

お店の特徴

TAISHOKENは、まだ1回しか行っていないのでじっくり観察しきれませんでしたが、今日のところはこんな感じでした。

雰囲気小綺麗でカジュアル。
店内の様子外からは見えないので、外を歩く人の視線などが全く気にならず落ち着いて食事ができます。
テーブル上のライトがいい感じの仕事をしてくれ、スマホ撮影で暗くならず良かったです。
(ただ真上にあるので、真上からの撮影は影ができるため不向きです。)
営業時間月〜木:11:00〜14:00、17:00〜21:00
金&土:11:00〜21:30
日:11:00〜21:00
ロケーションダウンタウン中心部にあり、車でもカルトレインでも便利です。
価格と予算ラーメンの料金は20ドル前後。
前菜は6ドル〜20ドル前後。
【予算】1人あたり$20〜$40くらい(チップ、アルコール等飲料は除く)
オススメポイントテーブルへの案内、注文から提供までとってもスムーズでした。
ランチ時は近辺で働いている人も多いのか、にぎやかでいい感じでした。
ベジメモベジタリアンラーメン2種類。
トッピングや前菜はベジタリアンかどうかの説明がないので、サーバーに質問すると確認してくれます。
まとめ入り口付近のテーブルの間隔はちょっと狭めです。
1人席はなかったので、どちらかというとグループ向けな感じです。
2025年2月現在

お店の外からは中の様子が見られないので、混み具合などはドアを開けないと分かりません。私たちが行った平日のランチはほぼ満席でした。

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外からは中が見えない感じ。

場所・アクセス

アジア系の人口比率も高く、比較的平和なサンマテオ。パーキングもそんなに大変なことはありません。もし混んでいても、しばらくすればどこかには停められます。

TAISHOKEN San Mateo

47 E.4th Ave
San Mateo, CA 94401

650-445-7579

近くには、セントラルパークや日本庭園もあるので、食後のお散歩にもいいです。

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