パンデミック以来、初の一時帰国がもうすぐです。
一時帰国の時には、東京と京都には必ず寄っていたのですが、ものすごく混雑していそうなニュースをしょっちゅう目にするので、今回は京都は泣く泣く諦めることにしました。
そこで、せっかくだから、いつもとは全く違う感じで旅行の計画を立てることにしたのですが、その第1弾が「ジブリパーク」です。
東京方面にある三鷹の森ジブリ美術館のチケットと聞くと、チケット取るの大変かもなって思いますが、愛知県のジブリパークだったら、なんとかなるんじゃない?と甘く見ていた私のチケット購入記録です。
ほんと、まさかあんなに苦労するとは…。
チケットを購入するときの心得
チケットの購入方法も時代と共に変化していて、特に国外での生活が長くなれば長くなるほど日本の国内事情に疎くなりがちです。事前の情報収集はしっかりと!
そう思っていたのにドジったのは私です。
チケット発売開始日時についておさらい【2023年9月時点の情報です】
チケットを買う時に1番大事なことは、発売日時を逃さないことです!
ジブリパークのチケットは、入場日の3ヶ月前の毎月10日、午後2時発売開始です。
【例】12月入場分は、その3ヶ月前の9月10日午後2時(日本時間)から発売。時差に注意!
ところで、なぜ午後2時なのでしょうか…日本人のお客さんも買いにくい時間帯だと思うのですが…。週末の午後なら、まだ理解できますけど、なぜ!?
購入方法についても予習がかかせない
私が高校生〜90年代後半くらいの時代は、インターネットで買うのは主流ではなかったので、電話でドキドキしながらチケットを買ったことを覚えています。あと、チケットぴあの店頭に朝から行列ができているのを見ると、「あー今日はなんかのチケット発売日なんだろうな。」と思ったり。ただ、2000年以降はネットで購入していたような気がするので、電話での購入は数えるほどしか経験していませんが…。
ジブリのチケットに限らず、他のチケットも色々手間が増えていて、買うだけで疲れる…
現代は、基本的にチケット購入にあたっては、アカウントの登録がほぼ必須な流れもあるので、事前に準備できることは全てしておくとよさそうです。
さて、ジブリパークのチケットは、国内向けの購入サイトと海外向けの購入サイトと別々になっています。それでいて、特にその旨の説明がサイト上の目立つ場所にあったような記憶はないです。たまたま、海外からでもちゃんと買えるのか!?というのを調べていて、愛知県のHPで海外用のサイトがあることを発見したのです。(そのページはこちら→ジブリパークの海外個人向けチケットの販売が始まります!)
ジブリパークのサイトで日本語の設定のまま、チケット購入をしようとすると、Boo-Wooチケットというサイトへつながります。こちらは、国内在住者が対象のようです。
海外在住の場合、ジブリパークのサイトで言語を英語へ変更すると、LAWSON TICKETの海外から購入する場合のサイトへつながります。
うっかり、国内在住なのに海外在住者向けサイトに入ってしまった場合は、一応「国内在住者はこっちですよ〜」と控えめに指示があります。
ジブリパークのチケットは日時指定の予約制なのですが、海外在住者向けチケット購入サイトでは、その選べる時間が極端に少ないです!
国内在住者向けでは、1時間ごとに選択できるようになっていますが、私が行きたかった「ジブリの大倉庫」と「どんどこ森」どちらも1日2つの時間帯からしか選べません。
すでに9月半ばなのに、「ジブリの大倉庫」のチケットは余りがあるみたいなので、海外の人は大倉庫よりも「どんどこ森」に行きたい様子です。
なぜこんなに少ないのか分かりませんが、想像するに外国語対応スタッフの関係とか、チケット買い占め防止とかそういうのがありそうな気がします。
サイト上で「海外在住者向け購入サイト」とされているので、現在アメリカ住まいの私はこちらで買った方がトラブルがないのは分かりますが、いかんせん選択肢が少なすぎる。それは調べた時に知っていたのに、発売日に私は痛恨のミスを…。
ジブリパークのチケット発売日時をうっかりスルーしてしまう
これまでにも、手に入れることが難しいと言われている大相撲のマス席チケットを運良く買うことができたり、仕事でチケット購入のお手伝いをしていた時も、「良い席でした!ありがとう!!」と言われることがあったり、なんとなくチケット運みたいなものがあるんじゃないのか?と自画自賛していたのがダメだったのか、まさかの発売時間スルー。1番してはいけない間違いをしてしまいました。
日本時間の午後2時は、西海岸時間の午後10時。(夏時間の場合)
時間的にはゆっくりしている時で、余裕でスタンバイできる!
などと思っていたために、うっかり1時間も遅れてチケッティングすることになってしまったという…情けない。
遅めのスタートでチケットは買えたのか!?
結果的には、希望通りとはいきませんでしたが買えたことには買えました。が、ものすごい疲れました。
1時間も遅れてしまった割には、スッと順番待ちにつながり、US西海岸時間の午後11時に、待ち時間は19分なんて短い時間が表示され、「え、余裕〜!」と思っていたら、そこからが長かったです。
19分の待ち時間はそのままだったのですが、何分経っても「待ち時間19分」のままで、とうとう1時間が過ぎました…。
この時点で、もう眠くて眠くて仕方ありませんでした(自分が出遅れたせいです)。結局、19分ではなくて、1時間待ちでしたが、「ジブリの大倉庫&もののけの里」のチケットは購入完了。
購入完了した時には、深夜0時15分くらいになっており、「どんどこ森」も買おうと思って接続してみましたが、最初よりも待ち時間が長くなっていて、すぐに断念しました。
睡眠大事!
国内在住者向けチケット購入画面から購入してみる
翌日、試しに海外在住者向けサイトから「どんどこ森」のチケットを買おうとしてみると、売り切れており、私の出だしも遅かったし、しょうがないなと思いました、最初は。
ただ、愛知万博の時も時間切れで行き損ねたので、今回も行けなくなってしまうのが、ちょっと悲しくなり、もしかしたら国内在住者向けのサイトから買えたりするんじゃ?と思い、手配してみたら、一応買えたのです。
途中で、「海外発行カードはご利用になれない場合がございます」という注意書きがあったりして、ドキドキしたのですが、紙チケットで購入ができました。
電子チケットはダメみたい
最初は、電子チケットの方が紛失もしないし、安全かな?と思い、そちらで手配しようとしたのですが、「スマートフォン電話番号」で国番号と電話番号をハイフンなしで入れてみたら、OK!となったチェックマークが入ったので「お、いけそう?」と手続きを進めてみたところ、予想はしていたけど、ダメでした。
電話番号の合計数字は国番号1とアメリカの電話番号(3桁+3桁+4桁=10桁)で合計11桁となり、日本の携帯番号(3桁+4桁+4桁=11桁)と同じ桁数になるので、表面上は入力できましたが、ダメかもな…とは思っていましたが、予想通りダメでした。
海外から購入する場合は、紙チケットなら大丈夫そう
購入したチケットは、まだ発券していないので、本当に問題なく使えるのか分からないところですが、クレジットカードの引き落としもされていたし、完了しましたというメール通知も受信したので、問題ないかと思いますが、実際に使ってみたらまた情報を追加したいと思います!
【追加情報】
紙チケットであれば海外からも購入可、入園も問題なし!(2023年11月時点)
ドキドキしながらローソンで引き換えし、紙チケットを発券しましたが、問題なくできました!
当日の入園もスムーズにでき、個人的には、海外専用サイトで購入したチケットよりも使い勝手がよかったです。
日本の住所・電話番号がある場合は、Boo-Wooでチケットを購入するのもアリかと思います。
ただし、Boo-Wooチケットは、日本国内在住者向けのサイトですので、利用に際してのトラブル等は利用者本人の責任となると予想しますので、お気をつけくださいね。
ジブリパークはどうやら海外でも人気らしい
今回分かったことは、予想に反して海外からジブリパークのチケットを買う人が多かったこと!まさか売り切れになっちゃうとは!選べる時間帯が少ないのもすぐ売り切れになる原因の1つだとは思いますが。
言うても愛知県やし、大丈夫やろ〜!
と東海地方を舐めていた私は痛い目にあいました。まさか海外からこんなチケット争奪戦をしているとは思ってもいなかったです。
「日本に行ったことあるよー!」という外国人にどこに行ったか聞けば、大体が東京・大阪・京都と答えるし、私の出身を聞かれても、三重県をまず聞いたこともないって感じだったし、じゃあ名古屋分かる?と聞いても知らない人ばっかりだったので、「名古屋飛ばし」は観光客の間で今も残っているものと思っていました。もしかして、意外と訪問しているのかしら?
これからジブリパークに行かれる方、私のような発売時間をスルーしてしまうなんてうっかりミスはされませんようご注意くださいませ…。
チケット購入後、何人かのお友達に「ジブリパーク行くんだ〜」と報告したら、「え、超うらやましいんだけど!」と言われたり「ミュージアムとは別物ってこと?」と聞かれたり、私が思っているよりジブリってアメリカでも人気なんだなと実感しました。ミュージアム知ってるところとか。
とにかく楽しみです!